とにかく土地が大事

家を新築して住み始めて痛感したことがあります。
それは上物である家よりも土地が非常に重要だということです。

立地は快適さにつながる

広い土地を求めるなら、どうしても立地は悪くなりがちです。
利便性x広さ これが土地の値段といってもいいと思いますから。
同じ予算で広い土地を手に入れようとすれば、当然利便性が犠牲になります。
家に夢を見ている状態では、多少不便な土地でもいいから、広い家、快適な家を手に入れたいと考えます。
でも、家の快適さには、立地条件が大きく関係してきます。

駅が近くて通勤に便利。
こういった好立地であるということも家の快適さにつながっていきます。
通勤に不便な土地ということは、通勤に時間がかかるということ。
電車やバスに乗っている時間が長い。
あれ、これではそもそも家にいる時間が短くなってしまうのではないでしょうか?
家が快適でも、家で過ごす時間が短くなってしまっては本末転倒です。

家はある程度のお金で直せる

家を建てることを考えているのに、リフォームのことを考えたりはしないと思います。
でも、家はリフォームで見違えるほど改善することができます。
あくまで改善なのであまりに大きな変化には大きな金額がかかりますが、キッチンやお風呂、洗面台など、比較的お金のかかる水回りのリフォーム一式を行っても、300万円程度で可能です。
壁紙やフローリングなどはさらに安価。
そう。
家は気に入らなければ改善可能なのです。
では、土地はというとそうはいきません。
立地の改善は個人では出来ませんし、地盤改良や擁壁などをいじる場合でも、すぐに数百万円もの費用がかかってしまいます。
さらには、お隣さんに許可をもらわなければならないような工事になってしまうこともあり得ますので、本当に大変です。

家は改善できるが、土地の改善は難しい。
これが土地を優先すべき理由のほとんどかもしれません。
それでは、ここからは土地探しのアドバイスをいくつか挙げていきます。

安くていい土地はない

ネット、新聞広告、不動産屋を回るなど頑張って安くていい土地を探す。
誰でもそう考えると思いますが、基本的に安くていい土地はありません。
断言できます。
なぜなら何か悪い条件があるから安いのです。
これが普通。
基本的に安くていい土地なんてものは存在していません。
あえて言うなら、あなたの求めるものが一般的な人が求めるものと異なるなら、もしかしたら見つかるかもしれない。
これは多くの人が悪いと感じることをあなたがいいと感じたから安いだけで、ほとんどの人にとっては安くていい土地ではないということ。
例としては、ちょっとさびれた土地を静かでいいと感じる場合など。
このあたりを考えて土地を探すとあなたにとってのいい土地が見つかるかもしれません。
一般的にデメリットと思われる土地をメリットと感じたり、妥協できるならその点を考慮して不動産屋さんやハウスメーカーに探してもらうとあなたにとっての運命の土地と巡り合えるかもしれません。

広さと便利さで悩んだら

広いけどちょっと不便な土地と狭いけど便利な土地。
この二つで悩んだら、狭いけど便利な土地をおすすめします。
理由は、発展している場所は、さらに発展していき、廃れている場所は、さらに廃れていくことが多いからです。
これは発展している便利な場所は、さらに人が集まり、さらに発展していく。
その逆もしかりです。
ただ、発展しすぎて住みにくくなってしまった、こんなことも起こりえます。
非常に人が増えて、道路も渋滞がひどくなった。
でも、そんな場合でも大丈夫。
解決方法がありますから便利な土地がおすすめなのです。
発展したということは、地価も上がっているはずです。
そして、そんな土地は誰もが欲しい。
想像以上に簡単に売却することが可能なのです。

なかなか急激に発展する土地はないかもしれませんが、売却益すら望めるかもしれません。
また、土地を売って引越しすることを面倒に感じるかもしれませんが、子どもがいる方なら、中学校を卒業した後なら子どもにとってもたいした影響はありません。
小学生のお子さんをお持ちなら10年後なら売却して引越しても子どもには大きな影響はないのです。
子どもが巣立った後なら尚のこと影響は小さい。
別に無理に遠方に引っ越す必要もないので、近場の住みよい場所をのんびりと探せばいいのです。
もし見つからなくても、そのままそこに住めばいいだけの話。
これが不便な土地となると、ごくまれに発展して、便利になるということもあり得ますが、一般的には、さらに不便になっていく場合のほうが多いです。
売却も非常に難しい。
広いけどちょっと不便な土地と狭いけど便利な土地、この二つで悩んでしまって決められない、というような時には、便利な土地をおすすめします。

土地に予算をかける

家は二の次。
とにかく土地への予算は多く取りましょう。

家にこれくらい掛けたいから、土地はこれくらいの予算で限界。
このように考えてしまいがちですが、私なら土地にこれくらい掛けたいから、家にはこれくらい、というように土地優先で予算を考えます。
なぜなら家は建てた瞬間から負の資産といってもいい状態となります。
多くの人が中古の一軒やに住みたいとはあまり考えないからです。
それに対して土地はというと、そんなことはありません。
バブルのころのようにどんどん地価が上昇するようなことはないかもしれませんが、どんどん下落するということもあまり考えにくいのです。
家を建てた土地を売ろう、などとは考えていないかもしれませんが、世の中何があるかわかりませんので、リスク対策としても土地を重視すべきだと思います。
いずれ地価も下がることはあり得ます。
ただ、土地は下がるかもしれない、対して、家は絶対に下がる。
この違いからも土地を重視したほうがいいことは間違いありません。

ネットよりも対人重視

ネットは非常に便利です。
生活になくてはならないものになりました。
土地を探すときも非常に便利。
でも、土地探しではネットだけではなく、普通の不動産屋さんも使ってください。
本当にいい土地は、ネットに掲載する前に決まってしまう場合があるからです。
情報は不動産屋が一番早く入手します。
そして、土地を探してほしい、という依頼があれば、ネットに掲載前に当然のように依頼主にあたる。
その後、ネットに掲載されるという場合がほとんど。
当たり前なのですが、ネットよりも優先して紹介してもらえます。
そして、もし探している場所が郊外の比較的田舎の場所なら、地元の小さな不動産屋さんにも足を運んで探してください。
なぜなら土地の情報はその土地にあるからです。
そして、田舎では、その土地で古くからやっている不動産屋さんが人間関係の上からも圧倒的に早く情報を入手しています。
土地を売ることは非常に面倒なこと。
そして、それほど頻繁に売ったり買ったりするものではありません。
だまされたりしないだろうか?
誰もが考えます。
それなら出来れば知っている人、信頼できる人に頼みたい。
そこで、土地を売りたい人は、知り合いであったり、昔からお付き合いのある近所の不動産屋さんに頼むことが多いのです。
ネットには無い物件情報を持っている場合も多いので不動産屋さんにも足を運んだほうがいいでしょう。

土地には十分に時間を

土地探しには時間がかかります。
大きな買い物ということもあり、なかなか決断できないというのも理由の一つ。
でも、実際にお目当ての土地周辺に物件自体が出てこないという場合も多いです。
時間にある程度ゆとりをもって探しましょう。
新築した家に子どもの入学までに引越したい、など期限がある場合は要注意。
土地購入からハウスメーカー選定、プラン確定後、家を建て始めて竣工、その後に引越しとまで考えると1年前でもかなりバタバタしてしまいます。
土地を探すのに1年くらいは猶予を見ておきたいので、住みたい時期の2年以上前から土地を探さないといけないことになる。
土地探しに1年の期間を取っていますので、実際に条件にあう土地がすぐに見つかればかなり余裕をもって家づくりを進めることができますが、いい土地がなかなか見つからなかったとき、時間的な制約から土地に妥協をしてしまうことになってしまうかもしれません。

土地の価格で悩んだら

二つの候補地で悩んだ場合、予算を多少無理してでも単純に価格の高いほうの土地を選ぶのも一つの考え方だと思います。
条件を比較していろいろ考えてもどうしても決断できない。
そんな時にちょっと無理してでも高い土地を購入するのです。
それほど条件に差がないのならコストパフォーマンスなどを考えると無駄に価格が高いだけでもったいないのでは?という疑問もあるかもしれませんが、土地については無駄に高いことはほぼ皆無。
また、不要に安い土地もありません。
あなたの気が付いていない何かの好条件、または、悪条件があるから価格差があるのです。
それなら高いほうの土地を購入したほうが値段は高くてもリスクが少ないと思います。

家よりも土地が重要

家なんてどうにでもなります。
ちょっと極端な意見かもしれませんが、家の失敗、間取りだったり設備だったりの失敗については、住み始めて時間が経つにつれ、徐々にその思いは小さくなり、仕方ないと妥協できるようになっていきます。
でも、土地の失敗については、住み始めるとでどんどん大きくなる。
なぜか土地については妥協することが難しいようなのです。
このことから、家というのは家自体の住み心地も大切ですが、どこに、どのように建っているか、という住環境を含めて家の評価を住人はしているのだと思います。
考えてみれば、日当たりのよい間取を考えるには、日当たりのよい土地が必要。
土地探しから当たり前のように家づくりは始まっているのです。
家よりも土地が重要というよりは、土地は家の一部であり大きな部分を占めているので重要というのが正しいのかもしれません。

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