住宅ローン地獄? 実際は住宅ローン天国では?

住宅ローン地獄なんて表現は間違い。
こういった表現は、極端に不安をあおっているだけで、世の中のほとんどの人は無理なく住宅ローンを返済しています。
無理のない返済額というのはどれくらいでしょうか?

現在のアパートやマンションの支払と同額

今現在問題なく生活できていて、月々の支払が現在と同額ならまったく問題ありません。
よく言われる一戸建ての場合、修繕費や税金がかかるため月々の支払が同額でも厳しいというのは、現在の生活が本当にギリギリの場合です。
普通に貯金できているようなら、そこまで考慮しなくても大丈夫。

住宅ローンを借りるときに注意すべきことはただ一つ

ちなみに、ボーナス月の月々の返済増額などはやめましょう。
これは住宅ローンにおいては、よく言われていることです。
理由は、まずボーナスというのは、勤めている会社の業績が悪くなった時、真っ先にカットされるものです。
給与のカットに至るまでにはそこそこ時間がありますが、ボーナスはすぐに減額となるため、あてにするにはリスクが大きすぎます。
もしボーナスを支払いに充てたいなら、繰り上げ返済をすればいいだけのことです。
ボーナスをあてにしないことによって生活にはボーナス分のゆとりが生まれますし、リスクも減らせるので一石二鳥ですね。

収入の1割は貯蓄へ

貯蓄については、収入の1割は貯蓄に回しましょう。
手取りの1割は貯金して、それでも月々の返済額が大丈夫という金額にする。
これはあくまで最低限の金額です。
ちなみに、この貯蓄の中には貯蓄型の保険なども含めてください。
学資保険や将来年金としてもらえるような保険は貯蓄です。
銀行預金のみで1割と考えると難しいかもしれませんが、こういったものを含めればそれほど大きな金額ではないと思います。
たいていの場合、もっと多く貯蓄へと回していると思います。
年収500万円程度の場合、年間で35万円くらいは貯蓄できているくらいだと思います。
ちなみに、この貯蓄額は、突然の支出も考慮した金額です。
おそらくはもっと貯蓄できると思いますが、友人、親族の冠婚葬祭などの突発的な支出を考慮しても、これくらいは貯金したいという金額となります。

年収の何%までという考え方は不要

住居費は年収の25%まで、だとか、手取りの30%まで、などいろいろ目にすることがあります。
ただ、これはあくまで目安程度に考えましょう。
年収に対して住宅費の割合に縛られる必要はありません。
これ以上でも問題ない場合もたくさんありますし、これ以下でも苦しくなる場合もある。
なぜならお金の使い方には各家庭で差があるからです。
外食が多くて食費をかける家もあれば、旅行にお金をかける家もある。
また、休日はもっぱら家で読書などをして過ごすので休日でもお金はあまり使わないというご家族もあると思います。
そして、休日は家で過ごすというようなご家族の場合、家にお金をかけることが重要になってきます。
家にいる時間が長いのですから、快適に過ごせるようにできるだけ費用をかけるべきだからです。
収入に対する住居費が高めになってしまってでも、お金をかけるべきだと思います。
実際に普段のお金の使い方、使う金額が異なるのに、家にかかる費用だけを一般化して考えても意味はないのです。
結局は、それぞれが毎月無理なく支払える返済額になるようにするだけで問題ないと思います。

手元に現金は残す

新築の時、頭金をできるだけ多く払って返済額を減らしたい、と考えるかもしれません。
でも、その考えは不要です。
手元にたっぷりと資金を残しておきましょう。
このゆとりが精神的に非常に助かります。
お金がかかるのは家だけではない場合が多いのです。

たとえば、カーテンや家具、家電も買い替えることもあるでしょうし、水道の加入金なども必要になることがあります。
この辺りの支払には現金が必要になります。
さらにいうと、外構工事にも資金は必要です。
ハウスメーカーなどに一括でお願いすれば住宅ローンに組込ことも可能ですが、どうしても割高になってしまうため、個別に頼んだほうが支払総額としては減らすことができます。
そのためには現金が必要です。
ただ、現在、住宅ローン金利は非常に低い状態を維持していますので、多少割高でもローンに組み込むというのも悪くない選択です。
とにかく、意外なところで出費が出てきます。
そして、その都度手元の現金で支払えるか心配していては気持ちにゆとりがなくなってしまいます。
頭金でローン額を減らすよりも、できるだけ住宅ローンで借りておいて、手元にお金を残しておく、という手法を取ったほうがやりくりに心配しなくていいのでお勧めです。
手元に現金を残しすぎて最終的にお金が余ったら、それを繰り上げ返済すればいいだけですからね。

ただ、もしフラット35などのように融資率などの制限がある場合はまったく異なるので注意してください。
建設費や購入価格に対しての借入金額の割合で金利が変わってくる場合は、そちらを優先したほうが断然お得になります。
おそらく銀行の担当の方からのアドバイス等もあると思いますので大丈夫だとは思いますが注意してください。

払えなくならないか心配?

住宅ローンを借りるときに一番心配なことはこれ。
払えなくなるのではないか?ということ。

そんな時はどうするか?
家を売ればいい。
文字にすると一言ですが、実際にはそんなに簡単な話ではないとは思います。
でも、心配しだしたらキリがありません。
それよりは決断して前へ進みましょう。
極端な話になりますが、人生は何が起こるかわかりません。
もしかしたら明日突然・・・なんてことも可能性としては0%ではない。
でも、そんなことを考えていても仕方ないことは皆わかっています。
住宅ローンへの不安はこういったたぐいのもの。
不要な不安なのです。

住宅ローン地獄。
この言葉はバブル崩壊によってクローズアップされたのではないでしょうか?

バブル崩壊によって、収入は著しく下がり、職を突然失うということも起こりました。
これは経済が急成長する中で起こったことです。
これを経験した日本経済でもう一度同じことが起きるか?
起きることはまずないでしょう。
まずバブル崩壊を経験しているため、バブル自体が発生しにくい状態。
バブルがなければ大きな経済の減速もないのです。
もしかしたらリーマンショックと同じような不況はまた来るかもしれません。
でも、それはバルブ崩壊と比べると小さな減速でしかない。
もともとがそれほど好景気とはいいがたい状況の中、不況となっても変動は小さいからです。
もはや日本の経済に大きな波は来ないのではないでしょうか?
このように考えてみると、今現在大丈夫なローンならば、今後も何とか返済することは可能であると思えないでしょうか?
経済や社会情勢により収入の上下はあるかもしれませんが、住宅ローン地獄というような状況は生まれにくい状態です。
現在の金利を考えれば、むしろ住宅ローン天国と言えると思います。
たしかにどんなものもリスクゼロはあり得ません。
でも、月々の返済がこれなら大丈夫という金額で決断できないなら、それはアパートや賃貸マンションに暮らしていても同様のリスクがあると思いませんか?
あとは少しの勇気をもって決断あるのみではないでしょうか?

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